2015年11月06日

バイクのエンジンオイルの走行テスト

バイクのエンジンオイル交換が自分でできるようになったので、様々なエンジンオイルをテストして行きたくなった。たぶん、原付だから良く分かるエンジンオイルの性能だと思う。ホンダのサイトではMAとMBだけでなく10W-40と10W-30のオイル粘度というのもエンジン回転のスムーズさに影響を与えるらしい・・・。10W-30の低粘度の方が燃費が良くなるそうだ。ただし、高回転時に10W-40の方が粘度が高い効果でエンジンとピストンにオイル被膜を張って密封性が高まりトルクアップが期待できるそうだ。ただし摩擦抵抗もアップする。
 水冷式のエンジンって素晴らしいことを初めて知ったが、エンジン内の温度上昇が抑制されているのでエンジンオイルにも優しく、エンジンオイルが長持ちするそうだ。ホンダのサイトでは何と!『250ccまでの水冷式エンジンは6,000km走行または1年毎の交換』でOKだそうだ。ただしオレのVOXのオーナーズマニュアルには3,000kmまたは1年毎となってはいるが・・・。トルクアップを狙うなら10W-40。省燃費をとるなら10W-30だそうだ。10W-40にZOIL添加でトルクが非常に良いのはエンジンオイルの10W-40の固くて厚い油膜の密封性のおかげだったようだ。非力の原付エンジンには結局ベストのオイル選択は10W-40にZOIL添加が一番良さそうだな。
 ホンダのMBエンジンオイルは有機モリブデンを添加している。そしてホンダの『エンジンオイルトリートメント 250ml』1780円(税込)を格安エンジンオイルに添加すればMBになる?
ホンダ エンジンオイルトリートメント 250ml
エンジンオイル1Lに対して42ml添加

バイクのエンジンオイルJASO規格
バイクのエンジンオイルJASO規格.jpg
NBSジャパン MA 10W-40 プレミアムエンジンオイルグリセード 466円
動摩擦特性指数:1.96
静摩擦特性指数:1.65
制動時間指数:1.95
NBSエンジンオイル 10W-40.jpg
一番オレのVOXでスムースに回る格安エンジンオイルだったメーカーのコメントによると着色系の添加剤を割愛し最小限度にて国内の大手に製造を委託して作られたらしい。その添加剤の比率はNBSの長年のノウハウを最大限に発揮しているというかなり力の入った製品だ。ただし、サブコメントにはエンジンオイルは早めに交換しましょうとあるからその点の添加剤が高価なんだろう。また自動車にも使用できるといううたい文句があるが、憶測ではあるが自動車用オイルからの転用調整製品の可能性が大だ。ただしコスパから使い回しに十分な格安エンジンオイルである。摩擦抵抗もそれ程なく絶妙な抵抗値バランスが気に入っている。MA1に近いMA2だ。大人気のため完売状態になっている。SUPER ZOILの添加は無しでもスベスベエンジンになるが、SUPER ZOILを添加するなら1%以下でMBと同じレベルの摩擦特性係数に変化すること間違いない!
 ただし、格安のベースオイルのせいか、外気の温度変化に敏感に反応する。ZOILを添加しているにもかかわらず、気温が暖かくなるとトルクががた減りになる。また走行距離が延びると直ちにエンジン音が荒くなる。ショートで使い回しの製品かもしれない。 
ホームセンタ カインズのPB MOTOR OIL MA 10W-40 598円
ホームセンタ カインズPB 10W-40 1L.jpg同じMAでも結構固い。エンジンブレーキもキツイ。アイドリング時のエンジンの振動は結構激しいく、ちょっとスクーター用には無理がある。密閉性は高い感じだ。この製品はきっとMA2だな。『MB指定車には使用しないでください』との注意書きがあるくらいだ。
 それで結構オイルが固く低速回転での摩擦特性が非常に高くなってなかなかエンジンが高回転に移行しない。この際と思い、SUPER ZOILを2.0%添加した。丁度いい量だった。エンジン回転が低回転からスムースになり、エンジンブレーキもスベスベになった。時速40kmまでの加速のもったり感が一応消えた。SUPER ZOILってちょっとだけでも絶大な効果を発揮する。微量投入でエンジンの摩擦特性を調整しながら様々なエンジンオイルを使いこなして行けば、MA格安エンジンオイルで行ける。オイルを入れて約2,000km走行手前でエンジン音が変化してノイズが増した。これが限界か?ZOILを投入してもエンジンオイルの寿命は延びん製品だった。安いだけはある。この後のエンジンオイルの働きは急激に落ち込み、たぶんゴーゴーのエンジンの振動が続くだろうから、この商品は2,000kmまでの走行しか無理なエンジンオイルだったことが判明した。入れ物の缶のデザインは好きなんだがな・・・・。
Amazon スーパーゾイル100ml
バイク乗りの高回転常用する人に一度は試してみたいお勧め添加剤
かなり昔から評価が高くバイク取扱店の推奨商品にもなる安心商品
HONDA ULTRA E1 MB 10W-30
ケーヨーD2 価格1,080円(税込)
ロイヤルホームセンター 価格970円(税込)
HONDA エンジンオイル E1.jpg
AMAZONの底値は610円だが翌日には1000円以上になることも・・・
650円以下の値段になったら買いだ!
楽天では最安値729円だった。ケーヨーD2で税込1,080円だ。店舗販売価格ではどこのホームセンターでも1,000円以上する。バイク用エンジンオイルはネットでの購入が安く買える。バカ売れのE1をS9テスト完了後に試してみる。ゾイルフラッシング後にE1を入れ試し運転するとS9 10W-40にあった時速40km手前での抵抗がない。低速回転時での時速10-20kmの走行では抵抗が非常に低くエンストが効かないくらい良好だ。そしてエンジン回転MAX時にはヘタれた末期のS9より振動は少なくスムーズだった。ただS9よりも全回転数で全体的にもっさりとしていてトルクが上がりにくく、低速ギアに入っている感じだ。エンジンが低回転の状態では細かく角のあるような刻むような振動が感じられた。鉱物油だからか。フル回転にすると全く気にならない。密封性が少し落ちるのかもしれない。やっぱりS9の部分化学合成オイルって凄いんだな。S9と比べると寿命が短いので走行1,500kmくらいでエンジンオイル交換をしている人が多い。その後ZOILを1%投入したらS9+ZOILには届かないがそれに近いトルクアップともっさり感が消え、エンジンの振動も滑らかに激変した。たぶんZOIL添加は1.5%がベストかもしれない。そうしたらS9に肉薄するくらいの走行が期待できるだろう。このZOILとのコンビネーションが非常にコスパ的にもフィーリング的にもいい!気に入ったぁ。ただし耐久性は他のオイルと同等かもしれない。真冬の低温での走行で距離2,000kmで突然、ほんの僅か振動が増した。やっぱり、走行距離2,000kmでオイル交換がベストか?この後振動がどれくらい増加するかで耐久性が判断できるな。

追記:2016.10月HONDA TACTでのメーカー指定エンジンオイルE1使用の感想。
 HONDA TACTに乗り換えて8月の夏場の外気が高い状態でのE1はともて柔らかく燃費も良かったが外気が15度前後になるととたんにエンジンオイルの硬さが出てきた。TACTではE1の硬さは外気に大きく左右されそうだ。冬場では燃費が落ちるという噂はこのエンジンオイルの硬さとエンジンの構造上の点によるのかもしれない・・・。オイルのヘタレの経緯については初めに走行距離700km前後で少しだけ振動が増してその後1,500kmくらいでエンジンの振動が多少増す。ベストコンディションの継続期間は走行距離2,000kmまでの気がする。原付バイクでエンジン回転MAXを常用する人は『シビアコンディション』の使用状況と言われ、メーカーの指定する走行距離の半分の距離でエンジンオイル交換が良いそうだ。なので水冷式のTACTでもメーカー指定の交換時期の6,000kmの半分3,000kmでオイル交換をするといいかもしれない。ただし外気の温度が低い冬場はもっと引っ張っても構わないかもしれない。
追記:2016.11月HONDA TACT E1にSUPER ZOILを添加した感想。
 HONDA TACT E1のエンジンオイル交換にZOILを8%を添加してみた。もともとローフリクションのTACTだがさらにエンジンブレーキが効かなくなり、時速30kmではスーっと惰性で走行するように変化。エンジンのMAX回転ではかなり振動が少なくなったので安心感が伝わってくる。ただし以前もVOXでZOILを添加した時と同じように登坂やスタートの際のアクセル全開時にトルクが落ちているのが分かった。やっぱりZOILを入れると原付バイクだからよく分かったんだが『ZOILを入れるとトルクは多少ダウンする』。エンジンの耐久性を考えればZOILを入れた方が振動が少なくなるので寿命延命のためにいいのかもしれない・・・。

 ちなみにHONDAのMBにはすべて液体状の摩擦軽減剤の有機モリブデンが添加されている。金属との接触で一定の圧力と温度に達した部分だけに反応し潤滑するという優れた潤滑剤だそうだ。有機モリブデンは劣化が進むと個体粒子の二硫化モリブデンに変化していくそうだ。二硫化モリブデン自体にも潤滑作用がありFM剤に使用されているらしいが、オイルフィルターなどを詰まらせたり、クラッチが滑る原因となる。なので絶対に5千Km走行の長期使用は厳禁とのこと。またホンダのエンジンオイルは新日本石油エネオスが製造しているらしい。
ヤマルーブ 4ミニスクーター MB 10W-40 800ml
ヤマルーブ4ミニスクーター 10W-40 MB.jpg
これがYAMAHA VOX の推奨指定エンジンオイルだ。部分合成油だ。一度も入れたことがない。800ml缶で1,400円はする。YAMAHAはエンジンオイルの研究にはかなりの投資を今までしてきたそうだ。エンジンオイルの価格は今まで研究を積み重ねたブレンドの秘技が上乗せされるそうだ。なんで高価なエンジンオイルはそれなりに、研究の成果分だけの働きはしてくれる。YAMAHAは船外機販売もしているから様々なエンジンの特性を良く理解している。HONDAと同じく厳しい自社基準をクリアしないと製品化は絶対にしない方針だそうだ。ちなみにFM剤とは『フリクション・モディファイアー』で高回転の高温時にエンジンオイルの粘度が柔らかくなるという調整剤の添加剤らしい・・・。原付に10W-40の40は固すぎるからな・・・。
HONDA ULTRA S9 MB 10W-40 部分化学合成 カインズで1,580円(税込)
HONDA ULTRA S9 10W-40.jpg
 このエンジンオイルを試したかった・・・。たぶんこれが一番スクーターにはいい。というよりも原付には贅沢だ。真夏限定の贅沢をしてみるぞ。まあ、9月まで活躍してくれればいい。オレは1年間で走行距離は8,000kmは走る。大型排気量の空冷バイク用と表記があるが、最近勉強して分かったが、つまりエンジン内が高温になってもOKということだ。楽天で1,130円で売っていたが送料がかかるのでカインズのホームセンターで1,580円で購入してきた。念願のS9投入完了。流石MBで部分化学合成の威力。まず、時速10-20kmの低速回転の摩擦抵抗が減り、ZOIL投入をしていないもかかわらず、グッグーっと時速30kmまで回るこのスムーズ感。これがMBオイルの由縁だな。そして、エンブレが効かないほどの滑らかさ。こりゃ、燃費は良くなるは・・・。時速40km手前くらいで突然の摩擦抵抗が発生した。しばらく走行していたらこの抵抗感が次第に軽減された。他の人のレビュを見ても『初めは固い』ということだ。この調子ならS9のエンジンオイルは本物で常用したい。エンジンの最高回転時のMAXの状態は良好で思いっきり回しても振動が少ない。E1よりも高回転時に振動が少なく静かという噂だ。これで時速50km出てるのっていう感じに変化した。エンジンを保護してくれている安心感がまず一番に伝わった。MAにZOILをたっぷりと注入した際といい勝負だ。
 そして約1か月超で走行距離1,000km後に若干の高回転での振動増加とともにトルクが落ちてきたのでSUPER ZOILを3%添加してみたら、何と時速40km前後で発生する摩擦がスッキリと消えたじゃないか。しかも、大満足のトルクが発生してたぶん原付の最高のコンディションがこの真夏に実現できた。平坦での最高時速58kmにパワーアップした。これはZOILの効果が非常に大きい。ただし、ZOILを添加したせいで、エンジンノイズと振動が増えた。これはピストンとエンジンの油膜の厚さに関係がありそうだ。
 あのカインズの格安エンジンオイル+ZOIL投入の時の方が振動は大きいもののトルクがあったのは10W-40のベースオイルのおかげだったのか?S9で走行し続けZOILを添加してから2,000kmでトルクアップと最高速度が伸び本領を発揮してきた。真夏の外気の温度も秋になり、エンジンオイルの状態がベストコンディションになった。バイクって秋風が吹くくらいの外気が一番いいな。
 走行距離2,500kmでオイルが多少へたれてきた感じが見受けられた。外気が低くなるとオイルの調子は良くなる。その後、走行距離3,000kmでも全くその後の様子は変わらない。流石高級オイル。どんなオイルもベストコンディションの走行距離は2,000km超までなんだろう。その後の耐久性能が高級オイルでは明らかに違う。格安オイルのような急激な性能劣化にならない。何も気にしなければこのまま6,000kmまではエンジンを傷めずに使用できる感じだが、走行距離3,500kmで8000回転のMAX時のエンジンの振動が荒くなってきたので交換。やっぱり、いいS9は・・・。格安のオイルでは外気の温度変化でトルクが悪くなるが、エンジンの振動が荒くなることを除けば、高級オイルは安定的にトルクが落ちずにロングランに使用ができることがオイルの差であると実感した。
AZ MEO-012 10W-40 SL MA2 4L 全化学合成油 1,980円(送料・税込)
AZ MEO-012 4T化学合成エンジンオイル10W-40 SL MA2 4L.jpg
楽天販売ランキング1位の商品だ。スクーターにはMA2はきっときついか?ただし低回転の滑らかな化学合成油のメリットでスムーズ感はあるんだろうな。しかし、様々な人のレビュを拝啓するとエンジン音が荒くなるということだ。もともと鉱物油という論拠からの証明なのかもしれない。なんで原付派にはちょっとやっぱり無理があるかも・・・。提供しているメーカーはバイク用品の有名なAZ社だ。化学合成油でこんなに安いと皆驚いている。レビュも100件を突破する売れ行きだ。しかし、このオイルはVHVI油でありグループ3に属するオイルということらしい。鉱物油を高度水素化分解処理した鉱物油で、一応、化学合成油に近い性能を持っているということで激安ということだ。一般的に大手のオイルメーカーが使用しているグループ4のPAO系やグループ5のエステル系とは違うものなので注意しよう。MA2タイプの摩擦係数なのでちょっとスクーターには無理があるかもしれない・・・。一度は試してみたいな。

シェブロン シュプリーム 10W-40 SN 100%鉱物油
946ml×12本 Amazon5,500円(税込)
知る人ぞ知る。アメリカのシェブロン。店舗販売ではコストコでしか買えないみたいだ。ベースとなる鉱物油の品質が素晴らしいそうだ。バイクマニアには大好評だそうだ。純粋に高品質のベースの鉱物油だからZOILを添加してちょうどいい仕様になるかも・・・。
シェブロン シュプリーム 10W-40 946ml.jpg

シェブロン シュプリーム.jpg

posted by KEN at 11:33| Comment(2) | バイク・メンテ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
FM剤とは『フリクション・モディファイアー』で高回転の高温時にエンジンオイルの粘度が柔らかくなるという調整剤の添加剤らしい


正しくは、読んで字のごとく「摩擦調整剤」です。

モリブデンなどで金属同士の摩擦を低減させるものでZoilみたいな添加剤です。
Posted by 通りすがりのバイクマニア at 2015年11月27日 16:39
アドバイスありがとう!ご覧いただき光栄です。
Posted by KEN at 2015年11月28日 00:42
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: